2019年04月26日

恋愛がうまくいかないとき〜競争して手に入るものは本当に手に入れたいもの?

いつもありがとうございます(*'-'*)


カウンセリングサービスの眞田遊子です。


今日は急に寒くなりました。

体調管理、お気をつけくださいね。



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恋愛がうまくいかない

パートナーシップがうまくいかないとき


「競争心」が関係を邪魔していること

とっても多いなって思います。


♡競争で得られるもの失うもの


知らず知らず・・

大切な相手と競争する。

相手を負かそうとする。

自分が勝とうとする。

そんな姿勢で誰かと関わることってあるものです。


負けるとわかりやすくネガティブな気持ちになる。

勝っても、その時はいいかもしれないけど

負けた方が次は勝つぞと戦いの機会をうかがっていたりする。


お互いがお互いを

仲間とか

2人でともに、とか

大切な相手としてとか

では

関われなくなってしまっている状態。


敵視している状態。


うまくいかないっていいながら

うまくいくっていうことが

競争に勝つことになっていないかな?


♡うまくいくってどんな感じなのかな?


本当に欲しい「うまくいく状態」って

どんなでしょう?


お互いを認め合えたり

受け入れあえたり

刺激を受けあえたり

許しあえたり

そんな感じじゃないのかな。


楽しみを分かち合うことや

喜びを分かち合うこと

じゃないのかな。


分かち合いと競争って

まったく別のものです。

競争しながらうまくいかせようとするのは

本当に本当に難しいことなんですよね。


競争によって手に入れたいのは

自分は間違ってない

自分の方がましだ

そういうもの。

そして失うものは

分かち合いやつながりの機会なんですよね。




♡どんな競争をしているの?


わたしの方が傷ついた

わたしの方が我慢した

わたしの方が尽くした

わたしの方が好きだった

わたしの方が大変だった

わたしの方ががんばった


そんな比較をして、どっちが上か

どっちがより優れているか

そんなことをジャッジしているのが競争です。


競争していると

関係性の中で本当に大切な

分かち合うことや繋がり続けること



できなくなります。


そんな風に

敵として

彼や彼女を見てしまうとき

関係がうまくいくことの方が難しいです。


そんなことが続けば

どちらかがうんざりして

せっかく親密感を得られるはずの関係が

まるで戦場になってしまったり

砂漠化したりしてしまいます。



♡競争に敗れた人



競争に勝つということは

わたしの方が傷ついた

わたしの方が我慢した

わたしの方が尽くした

わたしの方が好きだった

わたしの方が大変だった

わたしの方ががんばった


こんないろいろが正しくて、

だから

わたしはちゃんとしてるのに

あなたはそうじゃないでしょうということを

相手に突き付けて

同意させるということ。

わたしが正しくて、あなたが間違っている

って。



一方、負けた立場をとる方は


わたしが傷つけた

わたしが我慢させた

わたしが尽くさせるばかりだった

わたしが気持ちが足りなかった

わたしが大変な目にあわせた

わたしはがんばらなかった、もしくはがんばれなかった


そんな風なことを認めるとか

認めさせられる

ということです。


そんな自分が

これ以上パートナーにできることなんて

ある?

いや、

ないって思ってしまいますよね。。。


そうすると遠ざかる。

心を閉じる。

本当は欲しい

分かち合いもつながることも

できなくなってしまいます。


♡競争よりもいいものがいい・・


競争しているかもしれない

そんな風に気づけたら

競争を大切にするんじゃなくて

自分や相手を大切にしたいと思ってあげてくださいね。

競争を大切にするよりも

分かち合うことつながること

たとえば受け入れること

許しがたいことをした相手のこころや背景やその理由に

もっと理解したいって気持ちを持ってみてくださいね。


なんでか。


そのほうが関係がうまくいくからですし

そうできる自分は

競争している自分より、なんかいいなって思えるから。

自分のことをいいって思えなくて

パートナーに満たしてもらおう許してもらおう受け入れてもらおう

と思っても

なかなか難しい。

ロマンスいっぱいの時期はしてくれると思います。

よかったって思えたりします。

でも競争があるということはロマンスの時期を過ぎ

どっちが強いか、正しいか、みたいな主導権争いの時期にいるということ。

ここではうまくいきません。

相手を裁くのと同じように

自分のことも裁いています。

裁くということは罪を見ているということ。

罪は喜びには値しないとまた判断して

そういう現実に寄せていきます。

エンドレスでず。

あなたも私も罪深い、ゆえに幸せでいられるはずはない

その思い込み、前提によって

そういう現実をつくりだすということです。




♡競争をしていると認められたら



もっといいものを選びたいという意欲が

今後を大きく左右します。

どんなに感情的に苦しくても

それ(苦しみ)を選び続ける姿勢に気が付ければ

違う選択肢があることも見えてきます。


勝ち負けじゃない

わたしもあの人も

みんなが勝てる状態を目指すこともできます。


自分が勝つこと負けないことにこだわるか

自分も誰かも負けないように配慮できるか

とっても大切な分かれ道かもしれません。


競争を手放して手に入れられるものは

勝ち負けや優劣を超えた

パートナーシップです。


それは、本当にチャレンジする価値のあるものだって思います。

もっと愛されたいと思うなら

もっと愛することが必要だというだけなんです。

愛せないなら、愛さない選択でもいいんですよ。

残念かもしれないけれど

その人とはそこまでなのかもしれない・・


うまくいかないことを認めて

また一つ前進してあげられるように

自分を愛することからはじめて

誰かのことも愛せる自分を取り戻せるように

ヒントにしていただけたら幸いです。



今日もいい日になりますように




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