2011年06月13日

傷つかないように、よりも大切なこと

かんなが歩行器でよく動けるようになってきたので

思い切ってお部屋のレイアウトを変えたり、要らないものを整理しました。

お部屋自体が広いわけではないので、工夫して

思った以上にひろーくなり、すっきりしたので満足しています^^

かんなのおかげで必要のないものをたくさん捨てられたりします。

以前よりもお掃除もマメだし、きれいなお部屋は気持ちがいいですね。


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今日はお兄ちゃんのかったんのお話です。


かんなとの年齢差が9歳なので、いままでのかったんは一人っ子で

たぶん、そういうことを認識する必要もないくらいに「ママはぼくのもの」でした。

お父さんもいませんし、競争相手は皆無、

一人勝ちの状態で過ごしていたわけです。


ところが最近のお母さんときたら(笑)


かんなにかわいいかわいいといって

ぼくにはあれしてこれしてって言うし

ちっともかまってくれない!


そんな感じが言葉の端々から感じられます。

私にとっても初体験ですが、結構愛しにくい態度をしています(笑)

かんなには「ぼくのお母さんだよ」と言ったりしていました。


今までの私はどこかで「傷つけないように」というニュアンスで

かったんに関わっていた部分があったようで、

「ぼく傷ついちゃってるよ」

という感じのかったんに罪悪感を感じてしまっていました。


だって、かんなは赤ちゃんで、初めての女の子で

小さくて、いつも正直に笑ったり泣いたりしてくれて

わかりやすくて、とにかく、かわいくて・・・

かったんと比べるととっても愛しやすい態度をしてくれますし

まだ手をかけてあげないとできないことも危ないことも

本当にたくさんあるんです。


それはかったんも小さいときはそうでした。

母親としては今以上に未熟ですから、

そういう意味でも、私の中にちょっとごめんねという気持ちがあるみたいです。

もちろんそれでもかわいかったですし、そのときの自分なりには

精一杯かわいがったんですけど、忘れられています(笑)


でも、そんな思いを持ちながらも、

私の様子も見てくれているんですよね。

だいじょうぶかなって

何かお手伝いできるかなって

子どもは本当に親が好きで、役に立ちたいって思っているんだなぁと

しみじみ感じます。


さみしさがたまると、泣いたりしていますが

泣いて、気持ちを出せると、驚きの速さで

立ち直ってくれて、再び優しいかったんに戻っています。


傷つけないようにという関わり方だと

どうしても遠慮したりしてしまっていましたが

傷ついても立ち直るかったんを見ていて

傷つけないようにと思って遠慮してしまうよりは

かったんが傷を癒せることを信じて関わっていくほうが

大事なことなんだなぁと思いました。


人間の成長過程で「傷つかない」ということが

そもそも無理でした^^


私がかったんを傷つけないという姿勢は

かったんが赤ちゃんみたいに扱われたいというのと同じく

無理があることなんですよね。



傷つかないように、傷つけないようにという思いが

関係の中での距離になっていってしまいますから

それよりはいつも全面的に関わること

遠ざかるよりも

見守ることやコミュニケーションをすること

遠ざからないこと

そして無理なことを目指さないことを選んで行きたいなぁと思います。




























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