2011年05月25日

命のお水

先日、北海道に住むお友達から、おいしいいかの燻製が届きました^^

そういえば、断乳したので、お酒飲んでもいいんですねぇ。。

かんなの着る物や必要なものなど、ほとんど頂き物やら

借り物でここまで過ごして来ています。

今日も友人からかんなのおもちゃが届きました^^


お誕生から時間がたって頂く赤ちゃんのものは

改めて生まれてきたことを歓迎されているようで

とてもうれしくなります^^


いかの燻製もかんなも気に入ってなめていました(笑)


ちょっとした変化に疲れてしまうときも、いつも友人に救われます。


♪・・♪・・♪・・♪・・♪・・♪♪・・♪・・♪・・♪・・♪・・♪♪・・♪・・♪・・♪・・♪・・♪


少し時間が経っていますが

水道水に乳児の摂取制限がでたときのことです。


まだ放射線についての知識もほとんどなく

地震からの混乱も収まらないときでした。


そのとき、何人かの友人がお水を送ってくれました。

そのころお水が店頭から消えていましたし、

子供と一緒ですし、余震の心配もある中で

そんなに自由にあちこち動き回ることもできず

お水を買いたくても買えない状況でした。

手に入りにくいでしょ

赤ちゃんがいて買うのもいまは大変でしょ。

ニュースを見て買っちゃったから。って。


本当にありがたいですよね。




届いた箱の中身は、ばらばらの銘柄のお水たち。


友人たちの地域でも手に入れにくい状況がうかがえ、

それでも確保して、重たいお水をわざわざ送ってくれて・・・

そんな一つ一つを思うと、とても感激しました。


離れたところに住む友人が、私の子供のことを気にかけてくれて

その思いをすぐに行動に移してくれて

我が家には即、お水が届くのです。

一度も、手に入らなくて困るというような状況にならずに済みました。



その前にも、地震によって水道がにごったという話をしたところ

浄水器を買って、なんと我が家まで「持っていくよ」というのです。

結構な遠くに住んでいるんですよ。。。



お水は命に直結しています。

私のところには乳飲み子がいるので、

そのとき不足していて、なによりも必要なものでした。


子供のことを思ってくれる友人の気持ちが伝わったことで、

一人じゃないんだ、という私の心の支えにもなりました。



必要なものを提供できるというのはひとつの才能のように思います。


それは、今回の我が家の場合はお水でしたが、

出産の頃は赤ちゃんに関連したものだったり

被災地では時間と共に変化するニーズに沿ったものだったり

いろんな場面で当てはまることのように思います。


本当に必要なものというのが鍵ですよね。


それが、相手が自分でできることを奪うような形であれば

手を出さず見守るということが支援になることもあるわけです。

支援しないという支援です。


被災された方たちが仕事を求めているということも

何度か耳にしました。

自分にできることがあるということが

自分の価値につながり、そして生きる支えになるからですよね。


人がいろいろな場面で

誰かの役に立ちたいという思いに心を打たれます。


震災からどんどん時間がたちますが、

まだ、つらい気持ちを抱えている方もいらっしゃると思います。

今だから感じる気持ちもあると思います。

つらい気持ちを感じることをだめな自分と結論付けるのは

実は大きな誤解なんです。

だからどうか、自分をいたわってあげてくださいね。











































Blog内検索